午前二時

日々ぶつくさと・・・。

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告白した直木賞作家

新聞、ネットで話題騒然の記事。
直木賞作家・坂東眞砂子さんが自分の飼い猫が生んだ子猫を崖下に投げ捨てて殺しているというエッセイを日経新聞の載せた。

http://www.j-cast.com/2006/08/21002622.html

以下がその文章。
ネットにあったものをコピペしているので、原文そのままかは不明である。

***

「子猫殺し」
こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。

猫に言葉が話せるなら、避妊手術など望むはずがないし、避妊手術を施すのが飼い主の責任だといっても、それも飼い主の都合。
子種を殺すか、できた子を殺すかの差だ。避妊手術のほうが、殺しという厭なことに手を染めずに済む。そもそも、愛玩動物として獣を飼うこと自体が、人のわがままに根ざした行為なのだ。獣にとっての『生』とは、人間の干渉なく、自然のなかで生きることだ。
人間は、避妊手術をする権利もないし、子猫を殺す権利もないが、飼い主としては、自分のより納得できる道を選択するしかない。
自分の育ててきた猫の『生』の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した。もちろん、それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである。

***

要約するとこうなる。

猫は飼いたい→でも子猫はいらない→避妊は人間の身勝手→でもやっぱり子猫はいらない→じゃあ、生まれたら私が殺す→それは社会に対する責任

当然の事ながら、このエッセイについては糾弾の嵐である。
これについて批判している人は、板東氏の矛盾についてだ。
ペットを飼う行為が人間のわがままだとしながらも、板東氏は「社会に対する責任」という正当性を主張して子猫を殺してしまう。

そりゃあ勿論、猫だって避妊手術なんてされたくないだろう。
猫は本来気ままに生きる動物だし、それは犬や馬やあらゆる動物にそれにあてはまる。
人間だけが明確なコミュニケーション手段を持ってしまった為に、高度な社会を作って、ルールを作った。
しかし、人間も自由でいたいと考える。
それはいわゆる動物と何ら変わりがない。

仮定の話をしよう。
ある女性が避妊手術をしたとする。
育てる力が無いから、子供を生むことが出来ない道を選んだとする。
当然子供は出来ない。
出来ないとわかっているなら、子供が産めない辛さはあっても、子供を失う辛さは少なくともありえない筈だ。

では生まれた子供を、うまく育てられないと身勝手な未来を予測し、例えば旦那が勝手に殺してしまったら?

人間の社会と猫の社会を比べること自体がありえないと思うかも知れない。
でも、猫や犬も当然、自分の子供がいなくなれば探し回る。
それを飼い主が殺しているなどと思いもせずに。

結局、板東氏は獣を飼うという人間のわがままを己に内包しながら、確信犯的に猫を殺しているに過ぎない。
そんなものを「社会に対する責任」などと語る資格があるだろうか?
はっきり言って迷惑である。

『獣にとっての『生』とは、人間の干渉なく、自然のなかで生きることだ』

そう思うなら、猫を飼わなければいい。
避妊云々の前に、飼わなければ子猫を殺す必然性も無いし、この人が語る「社会に対する責任」なんてものは負わなくて済むはずだ。
自らが語る理論の矛盾に気が付かず、あまつさえ避妊を否定し、生まれてきた子猫までを否定するなんて、常軌を逸した行為以外の何物でもない。

僕は男だから、生みの苦しみは一生わからない。
だけど、猫だって子供を産むときは苦しいだろう。
性差別の話をするわけではないけれど、板東氏は女性だからそれくらいわかっても良さそうな話だ。

僕がこのどうしようもなく、不愉快な話をここに書いたのは「子猫殺し」に重点を置いたからではない。
この板東氏が、己の正当性を新聞という大衆紙に、非難を承知の上で開き直った文章を書いたからだ。
行為が許せないばかりか、あえてカミングアウトし、自らが社会に対して責任を果たしているなどと言うこと自体が許せないのだ。

板東氏のいう「社会」は非常に狭いものにしか思えない。
責任を果たしたいのなら、猫をはじめから飼わないで欲しい。

『もちろん、それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである。』

痛みと悲しみは母猫のもので、それ以外誰のものでもない。
猫にだって感情はあるのだ。
それを理解して欲しいと思う。
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コメント

今回は、かなーり力はいった文章になってますね。

  • 2006/08/25(金) 03:14:53 |
  • URL |
  • 湖人 #Chjb0GoU
  • [ 編集]

だってさ…

あまりにもひどい話なんで。
結局、この人ってペットを生き物として見ていないよね。

  • 2006/08/27(日) 03:43:17 |
  • URL |
  • ショウセイ #-
  • [ 編集]

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